
【常識が変わったペパーミントの話】
今もなお研究が進むアロマの世界
「香りでつなぐウェルビーイング」をお届けしている井上です。
今日は少しだけ、「裏側のお話し」をお届けしたいと思います。
私自身、子育てに追われる中で体調を崩し、心身のバランスを整えたいと思ったことが、
メディカルアロマを学び始めるきっかけとなりました。
そこから、「正しく学び、生活の中で楽しく安心して使えるようになりたい」という思いで、学びを深めてきました。
昨年は、ナード・アロマテラピーのセミナーにて、ドミニック・ボドゥー氏1の講演を受講してきました。
ドミニック・ボドゥー氏は、ベルギー出身の薬剤師・アロマテラピー研究者。
科学的アロマテラピーの第一人者として国際的に活躍し、プラナロム社創設者として精油研究と普及に大きく貢献している。

長くアロマに携わってきた中でも、思わず会場がざわつくような、
これまでの常識が覆る内容がいくつもありました。
例えば、ペパーミント。
これまで「血圧を上げる作用がある」と言われてきましたが、
実は2019年のセミナーの時点では、「さらに研究を深めて、改めて報告をしたい」というお話がありました。
そして、2025年のセミナーでは、研究結果にしっかりとした確証が得られたことで、
「血圧を上げるのではなく、その状態に応じてバランスを整え、高すぎても低すぎても、正常な状態へと導く働きがある」
という新しい捉え方が発表されていました。
つまり、上げるのではなく、整える精油だったということ。
それに伴い、これまでの禁忌の考え方も見直されつつあります。
さらに印象的だったのが、婦人科系のケアに広く使われてきた「クラリーセージ」
これまで常識とされてきた作用についても、新しい研究によって見方が変わってきています。
実はその背景には、「セロトニン」が大きく関係していることもわかってきました。
Vol.2では、そんなクラリーセージとセロトニンのお話を、もう少し詳しくお届けしたいと思います。
